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【レイスグループ】新型コロナによる不況の中でも急成長を遂げる日本発の戦略コンサルティング会社とは?2020/05/12/火曜日

RACE Grouo(レイスグループ)

 

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レイスグループ

こんにちは!

管理人のシュウです。

今日は日本発の戦略コンサルティング会社「レイスグループ」の説明会に参加したので話をまとめました。

 

 

♦レイスグループの概要

創業1997年 /従業員1,551人(2019年)

年間売り上げ306億円(2019年)/経常利益116億円(2019年)

平均年齢28歳(2019年)/平均年収811万円(2019年)※トヨタ自動車平均年収800万円

 

東京スクエアガーデンの7階に本社を構えており全国にオフィスを展開しています。

 

・経営理念

“合理、温故、革新、独創によるロマンある社会の貢献”

を経営理念に掲げており、常に何のために会社が存在するかを考え社員1人ひとりの個性を尊重しパフォーマンスを発揮しています。

 

・求める人物像

レイスグループでは新卒の就活生に対して9個の人物像を求めています。

1素直

2前向き

3責任感

4礼節

5感謝・報恩

6向上心

7一生懸命

8元気な挨拶と笑顔

レイスグループ設立当初、創立メンバーで行われました。

これらは合宿で泊まったコテージでみんなで夜通し語り合い導き出した求める人物だそうです。

かっこいいですね!

 

♦グループ会社

レイスグループは以下の8社のグループ会社で構成されています。

レイスマネジメントソリューションズ、レイノス、レイサス、mode、レイナスエムレイス、レイアセット、ロンザン

 

今日は説明されたレイスマネジメントソリューションズ、レイノス、modeについてまとめました。

 

レイスマネジメントソリューションズ

みなさんは「顧問名鑑」をご存じでしょうか?

一流企業の役員、経営者が顧問として企業への相談、アドバイスを行うサービスでよく経済雑誌やテレビ番組特集を組まれています。

 

三菱商事、日本IBM、日本HP、三井不動産住友商事アサヒビールGMOインターネット野村総合研究所、元外務省大使、トヨタ自動車ソニーデンソー、NTTドコモなど名のある企業の現役取締役や社長がレイスグループのクライアントのサポートを行います。

 

販路を拡大したい企業や新しく設備に投資したい企業にとって、一流企業で培われたスキル、ノウハウを「顧問名鑑」を通して使えることは大変美味しいものとなっています。

 

代表的な「顧問名鑑」を利用した事業としてあの「下町ロケット」のモデルになった福井経編興業の心臓に埋め込む人工弁の開発があげられます。

「ガウディ計画」と言えばピンとくるのではないでしょうか?

この「ガウディ計画」にレイスマネジメントソリューションズの「顧問名鑑」が関わっていたんです。

詳しいお話は守秘義務のためお伺いできませんでしたが、中小企業のサポートまで手掛けるなどレイスマネジメントソリューションズは手広いビジネスをしていることがわかりました。

 

♦レイノス

年間2000名以上の人材のスカウト、移籍を手掛けている会社です。

人材紹介会社とは違いレイスグループのクライアントが欲している幹部候補、役員をレイノスがサーチ(調査)し新規事業の立ち上げや、業績向上などに貢献しています。

 

代表的な成果としてUHA味覚糖のアジアへの販路拡大があげられ、売り上げ36億円から60億円に拡大することができました。

これにはあるメーカの役員の移籍がキーとなっており、その役員のメーカーのアジア工場での経験が活かされUHA味覚糖の販路拡大に繋がりました。

また、オープンハウスがまだ売り上げが40億円の時に必要な人材をレイノスがスカウトし売り上げを3046億円まで伸ばし東証1部上場に貢献しました。

 

さらに、レイスグループオープンハウスだけではなく、延べ7000社と取引をしており東証1部上場をした1/4はレイスグループと取引を行っているそうです。

すごいですね。

 

♦mode

modeはクライアントのEC事業のサポートを手掛けている会社です。

クライアントのEC事業の導入、改善の上流工程の支援を行っており代表的な成果としてSoleil(ソレイユ)のEC事業の売り上げの改善、拡大があげられます。

ソレイユは楽天市場に60億円の投資を行っていたがEC事業では20億円の売り上げしかあげられなく赤字が続いていました。

しかし、modeの社員がEC事業のソリューションだけではなく雑誌、写真のモデルの選定から記事の書き方までサポートを行い売り上げを80億円までのばすことができました。

 

♦社員が家族化!?

 

レイスグループでは外家族(チュータ)制度を導入しています。

兄社員、姉社員、父社員を社内で設定し後輩社員の成長を促す制度です。

外家族に選ばれる社員は所属している部署とは別の社員で構成されており斜めの繋がりを社内で築くことができます。

この外家族があることで新人社員は仕事、会社の不安や不満を上下関係を気にせずに先輩社員に相談することができます。

人事の人曰く、外家族での食事や旅行は会社がお金を出してくれるそうです。

また、有給取得や週休3日制を推奨もしているので社員のリフレッシュに力を入れている企業だということがわかりますね。

 

新型コロナウイルスの影響は?

 

レイスグループベンチャーの日本発の戦略コンサルティング会社として急成長をしています。

不景気な時こそ急成長をしている歴史があり新型コロナウイルスによる不景気も乗り切る自信があると人事の方は話していました。

その根拠は損益分岐点比率が他社と比べて低いということがあげられます。

 

損益分岐点比率とは?

損益分岐点比率とは簿記用語で説明するのが難しいですが、簡単に言うと企業の不景気に対する力の指標と思っていただければいいです。

損益分岐点比率が低いほど不景気に対する体力が高いとされています。

freeway-keiri.com

 

 

レイスグループ47%とであり、リクルート81%に比べて大変低いことがわかります。この値はGoogle59.4%と比べても高いものとなっておりレイスグループが不景気に強いことが分かります。

 

感想

今日はレイスグループの説明会に参加しました。

レイスグループは1997年に設立され急成長を遂げており、2025年には1000億円の売り上げを見込んでいます。

新型コロナウイルス蔓延の影響で多少の売り上げの落ち込みは見込まれています。

しかし、レイスグループはクライアント目線のサーチ能力とソリューションの提供を行うことでITバブルの崩壊、リーマンショックも乗り越えてきました。

なので今回の新型コロナウイルスによる不況も乗り越えていけるでしょう。

また、レイスグループが持つ人脈は多くのクライアントの不景気の中での販路拡大や、設備投資に絶対必要とされるのでこれからもベンチャー企業として日本を代表する戦略コンサルティング会社に成長するでしょう。