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【岡三証券】地域密着型の独立証券会社。専業証券会社として系列に左右されない経営戦略とは??中期経営計画をもとに岡三証券をまとめてみた。2020/05/17日曜日

岡三証券

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岡三証券


 

お久しぶりです。

管理人のシュウです。

今日は地域密着型リーディングカンパニーの独立証券会社岡三証券についてまとめました。

 

ご覧ください。

 

岡三証券とは?

1923年に創業された独立系の証券会社。

自己資本比率3.4%

地域密着型を売りにしており2019年12月では取引口座79.5万口座、預かり資産が5.3兆円を持っており中堅証券の中でも上位の位置にいる。

 

主な受賞歴

オリコン顧客満足度 ネット証券総合第1位

・R&Iファンド大賞

・リッパー・ファンド・アワード・フロム・リフェニティブ第1位

 

地域密着型の岡三証券

岡三証券は他の証券会社との差別化として地域密着型を謳っている。

ではどのように地域密着を行っているのか?

 

それは1923年創業以来、「お客様の想い」を共有し、お客様と同じ方向を向いて歩んできたことだ。

例えば、地域のお客様に適した商品を導入、提供するために「経営の自由」を大切にしている。

岡三証券は全国に58店舗を持っているが、各支店が独自の営業戦略営業目標を策定しているため地域の特性とニーズに応える「経営の自由」を意識した構造が整っているのだ。

この「経営の自由」「お客様が大事」という岡三証券の経営哲学を実践するために必要であるため大切にされている。

 

「経営の自由」は専業証券として系列に左右されない岡三証券にしか実践できないため、他の証券会社にはない独自の考え方と価値観を株式市場に発信できるのである。

 

人材育成の岡三証券

岡三証券独立証券のため将来の経営者、役員を社内で育成していかなければならない。

また、地域密着型の証券会社として他の証券会社に営業で勝つには個々人が金融のプロフェッショナルになり信頼と安心を得る必要があるため若手社員には3年の充実した若手育成の研修と育成環境が整っている。

 

現に現在の取締役社長である新堂弘幸と常務執行役員早川政博は叩き上げの社員である。

新堂博之取締役社長曰く岡三証券には一生懸命頑張る人を応援する風土があり、人事もフレキシブル(柔軟)に判断を下せる環境が整っているとしている。

 

情報の岡三証券

岡三証券はお客様の最大利益をもたらすために系列に左右されない独自の情報収集、情報発信を行っている。

その取り組みの1つとしてNY・上海に事務所を置き、香港には現地法人を立ち上げグローバルな情報を現地に駐在するアナリストを通して国内のお客様に提供している。

 

FINTECHの岡三証券

岡三証券岡三情報システムをはじめSIer企業と連携しブロックチェーンの活用やシステムの導入を進めいている。

特にRPAを活用はスピードある金融情報の収集を可能にした

 

岡三証券のRPA活用

RPAの活用により以下の3つを可能にした。

  • 個人営業成績資料の作成
  • 顧客営業資料の作成
  • 経費精算業務の効率化

 

将来の戦略

2019年12月現在

自己資本比率3.4%

取引口座79.5万口座

預かり資産5.3兆円

2023年3月に

自己資本比率10.0%

取引口座100万口座

預かり資産10兆円

にすることを中期経営戦略として掲げている。

 

まとめ

岡三証券中規模証券会社でありながら伝統的な地域密着型で得た信頼とグローバルな情報力を駆使し、他の大手証券会社に引けを取らない金融商品の提供と導入を行っている。

 

また近年、ITを活用した証券業務も行っておりRPA導入による業務の改善やFINTECHによるセキュリティーの向上を実現している。

 

独立証券として系列に左右されない経営戦略を軸に大手の証券会社5社に追いつく将来に期待したい。